2008年09月20日
自転車でのキャンピングは前々から気にはなっていたものの何故だか実行には移せずにいた。
今回一つのきっかけになったのがガソリンの高騰である。
昔は1ℓ100円なんて時代もあったはずだが、自分の基準ではハイオクが150円を超えたら異常だw
当初は 「バイクでの旅を復活するか・・」 とも考えたが、引退した経緯を思い出して止めた。
その理由というのは、当たり前の話だが 『しばらく使わないとバッテリーが上がったり、全体的にすこぶるバイクの調子が悪くなる』 ことであった。
その点、自転車なら半年後に引っ張り出しても殆ど問題がない。
時に思い出したように旅に出たくなる自分には丁度いいのではないか?
日常でも使えるわけだし・・・
それならば 「一度やってみよう」 と思ったわけである
実際にキャンピング用の自転車というものを調べてみると、10万円前後でバッグまでついている自転車を発見した。
あまりに有名ジャイアントのグレートジャーニーだ。
関野正晴さんがグレートジャーニーということで世界を回っている自転車である。
随分と丈夫そうな感じを受ける
さて、これが08年型では3種類出ているわけだが、「荷物が入らなくて困るのだけは避けたい」 のと、 「ドロップハンドルが好み」 なので 『グレートジャーニー2』 が最初の候補になった。
しかし調べていくうちに07年と08年の違いでストップした。
「折れる」 というあまり良い評判はよくなかったキャリアフレームではあったが、それがモデルチェンジで全般的にかなり細くなっているようなのである。
細くなっているから悪くなったわけではないと思うが、特に気になるのが前輪のキャリアである。
07年以前のモデルが前輪を覆う形状でがっしりとして頼もしかったのだが、08年型では左右が分割した形状になっており、フロントバッグを購入して取り付け後にもやや不安が残る。。。
どうにも納得がいかずに他を調べて見つけたのが 『ルイガノ LGS GMT』 である。
これをよく調べてみると、細かいところにいろいろと装備がついていることに気が付いた。
泥除け
前後のキャリア
ディスクブレーキ
シートサスペンション
トゥークリップ
ダイナモライト
スタンドという具合だ。
『グレートジャーニー2』 の場合、バッグこそあるが、ライトとスタンドは追加が必要かと考えた。
一方、 『ルイガノ LGS GMT』 では、ディスクブレーキの修理となると困るのだが、車やバイクのブレーキで採用されているくらいなので、重い荷物を積んでの制動ではかなりの期待ができる。
また、フロントサスペンションこそないが、シートサスペンションというのも悪くない。
そうして、紆余曲折の上で実際に購入したのが『ルイガノ LGS GMT』である。
ここからは実際に乗った感想を述べてみたい。
○走行全般
これまではMTBタイプとロードレーサーに乗っていたのだが随分と感じが違う。
MTBのブロックタイヤは丈夫だが速度が出にくく、ロードレーサーは速いが段差を拾って良い乗り心地とは言いがたい。
恐らくクロスバイクとかATB、ママチャリに近い走りだろうが、上記の丁度中間の走りができる。
外観はフレームのせいでゴツイが多少の段差を気にせず走れるし、スピードも出るので一番乗りやすい
○ダイナモライト
「ペダルが重くなるのでは?」という話も聞くが、個人的には重くなった感じは殆どなかった。
ライトが前キャリアにあるので点灯時にスイッチを押すのが若干遠いが、電池を持つ必要はないし、別途ライトを購入してハンドルスペースも狭めることも無いので気に入っている。
○サスペンション
サスペンションは 『グレートジャーニー2』 との比較時に最後まで後ろ髪を引かれたところだ。
何せ段差があってもサスペンションが吸収してくれるというのが魅力である。
特に荷物を積んで重くなった車体に対しての期待は大きかった。
ところが・・・。
旅の途中で07年モデルを乗っている方と知り合い、実際に乗せてもらってみて考えが変わってしまった。
『グレートジャーニー2』 オーナーの方曰く、
「フロントキャリアに荷物を積んだらサスペンションが下がって意味がない」
「サスペンションが加速を吸収してしまう」
というのである。。。
「まさか!?」と半分疑いながら乗ってみたのだが、本当に20kmくらいしか出ない・・・。
どうも加速するとキューキューとやや鈍い音を立ててフロントサスが推進力を吸収してしまっているようなのである。
08年ではサスペンションを効かさない機構もあるようだが、イザと言う時の衝撃保障がサスペンション役割のように思うので納得がいかないものがある。
バイクのようにある程度固いものなら良いのかも知れない。。。
それと随分と故障が多いとのこと。。。
タイヤも走行中に 「バーン」 という爆裂音と共にバーストして前後とも交換し。。。
ギアのワイヤーが切れ。。。
当たり外れもあるだろうが、そんなこんなで旅が中断し、修理に随分とお金をかけるはめになった。。。
という嘆きの話をされていた。
グレートジャーニーは世界を走る憧れの自転車として羨望の眼差しで見ていただけに結構な衝撃だった
『ルイガノ LGS GMT』 のシートサスペンションの方は適度なクッションで問題なく使用ができている。
ある程度スピードが出た方が楽しい思う方ならフロントサスは避けたほうが良いだろう。
考えてみればスピード重視のロードレーサーにフロントサスなど聞いたこともない。
サイドバッグ等の装備の話はまた後日
今回一つのきっかけになったのがガソリンの高騰である。
昔は1ℓ100円なんて時代もあったはずだが、自分の基準ではハイオクが150円を超えたら異常だw
当初は 「バイクでの旅を復活するか・・」 とも考えたが、引退した経緯を思い出して止めた。
その理由というのは、当たり前の話だが 『しばらく使わないとバッテリーが上がったり、全体的にすこぶるバイクの調子が悪くなる』 ことであった。
その点、自転車なら半年後に引っ張り出しても殆ど問題がない。
時に思い出したように旅に出たくなる自分には丁度いいのではないか?
日常でも使えるわけだし・・・
それならば 「一度やってみよう」 と思ったわけである
実際にキャンピング用の自転車というものを調べてみると、10万円前後でバッグまでついている自転車を発見した。
あまりに有名ジャイアントのグレートジャーニーだ。
関野正晴さんがグレートジャーニーということで世界を回っている自転車である。
随分と丈夫そうな感じを受ける
さて、これが08年型では3種類出ているわけだが、「荷物が入らなくて困るのだけは避けたい」 のと、 「ドロップハンドルが好み」 なので 『グレートジャーニー2』 が最初の候補になった。
しかし調べていくうちに07年と08年の違いでストップした。
「折れる」 というあまり良い評判はよくなかったキャリアフレームではあったが、それがモデルチェンジで全般的にかなり細くなっているようなのである。
細くなっているから悪くなったわけではないと思うが、特に気になるのが前輪のキャリアである。
07年以前のモデルが前輪を覆う形状でがっしりとして頼もしかったのだが、08年型では左右が分割した形状になっており、フロントバッグを購入して取り付け後にもやや不安が残る。。。
どうにも納得がいかずに他を調べて見つけたのが 『ルイガノ LGS GMT』 である。
これをよく調べてみると、細かいところにいろいろと装備がついていることに気が付いた。
泥除け
前後のキャリア
ディスクブレーキ
シートサスペンション
トゥークリップ
ダイナモライト
スタンドという具合だ。
『グレートジャーニー2』 の場合、バッグこそあるが、ライトとスタンドは追加が必要かと考えた。
一方、 『ルイガノ LGS GMT』 では、ディスクブレーキの修理となると困るのだが、車やバイクのブレーキで採用されているくらいなので、重い荷物を積んでの制動ではかなりの期待ができる。
また、フロントサスペンションこそないが、シートサスペンションというのも悪くない。
そうして、紆余曲折の上で実際に購入したのが『ルイガノ LGS GMT』である。
ここからは実際に乗った感想を述べてみたい。
○走行全般
これまではMTBタイプとロードレーサーに乗っていたのだが随分と感じが違う。
MTBのブロックタイヤは丈夫だが速度が出にくく、ロードレーサーは速いが段差を拾って良い乗り心地とは言いがたい。
恐らくクロスバイクとかATB、ママチャリに近い走りだろうが、上記の丁度中間の走りができる。
外観はフレームのせいでゴツイが多少の段差を気にせず走れるし、スピードも出るので一番乗りやすい
○ダイナモライト
「ペダルが重くなるのでは?」という話も聞くが、個人的には重くなった感じは殆どなかった。
ライトが前キャリアにあるので点灯時にスイッチを押すのが若干遠いが、電池を持つ必要はないし、別途ライトを購入してハンドルスペースも狭めることも無いので気に入っている。
○サスペンション
サスペンションは 『グレートジャーニー2』 との比較時に最後まで後ろ髪を引かれたところだ。
何せ段差があってもサスペンションが吸収してくれるというのが魅力である。
特に荷物を積んで重くなった車体に対しての期待は大きかった。
ところが・・・。
旅の途中で07年モデルを乗っている方と知り合い、実際に乗せてもらってみて考えが変わってしまった。
『グレートジャーニー2』 オーナーの方曰く、
「フロントキャリアに荷物を積んだらサスペンションが下がって意味がない」
「サスペンションが加速を吸収してしまう」
というのである。。。
「まさか!?」と半分疑いながら乗ってみたのだが、本当に20kmくらいしか出ない・・・。
どうも加速するとキューキューとやや鈍い音を立ててフロントサスが推進力を吸収してしまっているようなのである。
08年ではサスペンションを効かさない機構もあるようだが、イザと言う時の衝撃保障がサスペンション役割のように思うので納得がいかないものがある。
バイクのようにある程度固いものなら良いのかも知れない。。。
それと随分と故障が多いとのこと。。。
タイヤも走行中に 「バーン」 という爆裂音と共にバーストして前後とも交換し。。。
ギアのワイヤーが切れ。。。
当たり外れもあるだろうが、そんなこんなで旅が中断し、修理に随分とお金をかけるはめになった。。。
という嘆きの話をされていた。
グレートジャーニーは世界を走る憧れの自転車として羨望の眼差しで見ていただけに結構な衝撃だった
『ルイガノ LGS GMT』 のシートサスペンションの方は適度なクッションで問題なく使用ができている。
ある程度スピードが出た方が楽しい思う方ならフロントサスは避けたほうが良いだろう。
考えてみればスピード重視のロードレーサーにフロントサスなど聞いたこともない。
サイドバッグ等の装備の話はまた後日