エコライフを愉しむ

2010年型ジャイアント グレートジャーニーが発表された。
素人なりに早速いろいろと検分してみる。

グレートジャーニー１

昨年と比べて一見して違うのは色くらいだが、見ていると軽やかなフォームの印象が無くなっている。
どこが変わったのかとよく見るとフロントフォークの形状が変わっているのでこのせいかも知れない。
個人的には以前の方が軽やかで良かったような気がする。
その代わり追加機構としてディスクブレーキの採用がされている。
（2009年型グレートジャーニーの過去ログ→ http://toukibi.naturum.ne.jp/e718950.html）

そしてバッグが防水仕様では無くなっている・・・。
これはグレートジャーニーシリーズ１・２・３全般での変更のようだ。
昨年までの防水バニアバッグは、フレームへのロッキングシステムさえあれば完全かと思われたバッグだっただけに残念である。
新しいパニアバッグには雨カバーは付属しているのだろうか？
色はホワイトのみのようだ。


グレートジャーニー２

これは一見してわかる変更だ。
前輪を囲むようにあるバニアバッグが無い・・
これではグレートジャーニーな旅が出来ないではないか？
一応フロントフォークに穴が空いている模様なので、キャリアを取り付けてバッグを購入すれば良いかも知れない。
しかし仮に前輪キャリアが装着出来たとしても前輪分のバニアバッグを別購入することになる。
そうなると前後輪のバッグが違ってくるわけで、後輪バッグも一緒に交換か？という話にもなりそうだ。

それとフロントサスペンションが無くなっている。
個人的には柔らかいサスだとスピードが落ちるだけなので、あまり必要性を感じていなかった。
その点では悪くはない変更かとも思える。
（フロントサスの乗車体験過去ログ→ http://toukibi.naturum.ne.jp/e622542.html）
色はグレーのみらしい。


グレートジャーニー３
グレートジャーニー２と同じく、フロントのバニアバッグが無い仕様だ。
色は黒のみで、グレートジャーニー２との大きな違いは従来と同じくバーハンドルというところだ。


全般的な総括として・・・
フロントサスペンションが無くなったのは、スピード面と輪行のしやすさから言うと悪くはない変更かとも思える。
個人的な感覚だが、シルバー色の印象が軽やかさがあり好きだったが、全体的にモッサリとしたイメージとなった。
グレートジャーニー１のディスクブレーキ採用については制動力アップが期待できるので歓迎したい。
防水仕様だったバッグが消滅してしまっていることは残念。
このバッグの種類は好みもあるだろうが、グレートジャーニー２・３の前輪バニアバッグが無くなったことは致命的なような気がする。
個人的にはバッグを削ってもフレームは残して欲しかった。
これではもうグレートジャーニーのような旅を夢見ての購入とはいかないかも知れない。
残念ながら本来のコンセプトが分からなくなってしまうような変更に思える。
外見ではグレートジャーニー１と２の違いがさほど違わない。
いつも一喜一憂する新型発表だが、今回は憂の方が多い感を受ける。
個人的に相談されたら2009年型の在庫があればそちらをオススメするだろう。